日本のセックスレス問題は想像以上に深刻
セックスレスの原因を考える
日本人のセックス回数は世界的に見て最下位という事実は有名です。
月の平均セックス回数は約2回
年間にすると48回
この48回という数字は多いと思いますか?少ないと思いますか?世界の平均回数は年間103回!日本はその半分以下です。
この問題は、日本人の性に対する価値観、思考などが起因となっていると推測する。
その理由を考えてみました。
労働で消耗されて疲れている
日本人の一日の平均労働時間は8時間。あくまで平均ですから、サラリーマンの人なら残業してるので、8時間以上働く日も少なくはないでしょう。休日は大抵週に2日。
男も女も平日は労働で消耗されているので疲れています。
そんな消耗しきった身体で次の日も仕事なのに、セックスをしたくなるかと言われれば?ならないですよね。
それならスマホゲームやSNSに集中してる方が頭も身体も使わないし楽でしょう。
家族=性対象でなくなる
日本は性に対しての話題が家庭ではタブーになっている風潮がある。家族とバラエティ番組を観てて、下ネタが出ると必ず気まずい空気が流れる。
そうなると家族にもなれば性の話題は徐々に避けられていく事態になるのです。カップルも同様、長年付き合っていけば兄弟や友達のような関係になってきます。
そうすると義務的なセックスになってしまい、家庭からセックスが自然消滅せざるを得なくなるのです。
コミュニケーション不足
日本人の特質として、思ってることを言えない。という人が数多く存在する。
家庭ではタブーとされている性の話題+コミュニケーション不足
最悪の組み合わせなので当然レスになりかねません。
片方が求めている状況は危険
両方淡白でしなくても関係が上手くいっているという夫婦やカップル例外ですが、どちらかが求めているのにレスになってしまった状態には大問題。
長く一緒に過ごしてると相手のちょっとしたことでイライラしたりする場面は多々あります。そうすると性の対象から自然と遠ざかってしまいます。怒ったり怒られて欲情するなんて人は滅多にいないですから。
そうしてセックスを断られた方の精神状態は次第に弱っていきます。
長くしなくなればなるほど誘う側もハードルが高くなり、勇気をもって誘ったかと思えば拒まれてしまう。まるで全面存在否定をされてるかのような気分になります。
1回や2回ならなんとか(無理やり)笑えるが、それ以上続くとボロ雑巾にでもされたかのような屈辱なのです。
オープンセックスマインドを持つ
じゃあどうすればいいんでしょう?
レスの夫婦やカップルの解決策としてよく挙げられるのは、エロい下着をつける!とかイメチェンしてみる!とか視覚対策ばかりだが、わたしはそうは思いません。
一番大事なのはコミュニケーションだと考えています。
結局話し合わないことには意味がない。タブー視されてる性の話題についてですが、タブー視されてることが問題であると感じます。
なのでその概念をまずは払拭する。オープンセックスマインドを持つこと。
日本人は性に対してマイナスなイメージを潜在的に持っていますよね。だから性教育の方針も昭和から何も変わっていない。
欧米人に至っては性に対してフルオープンなので、セックスができなくなったら離婚するという夫婦も少なくないそうです。
一人一人がそのくらいの感覚をもつことが大事なんです。
性に対する話題を積極的にする
性に関する話題を日常的に会話に取り入れることから始めてみましょう。パートナーに性癖を隠してたって意味ないでしょう?まずはその恥を!自意識を捨てましょう!
嫌がられたとしてもそんなに傷つかなくても大丈夫。だってそれがあなただもの。
「こういうプレイがしてみたい」とか「理想の女優」について語ってもいいじゃないか!?ピロートークでなくてもいいんです!
愛で全て受け入れろとまでは言いませんが”楽しむ”というカタチで実践してみるのがよいのではないでしょうか?
まとめ
随分オトナの話題になってしまいましたが真剣に考えてみました。
というのも私が過去にセックスレスが原因で破局した経験があるからです。なので拒まれた時の絶望的な精神状況は痛いほどわかります…拒絶が続くと自分の非を無意識に探してしまうんですよね。
なので、納得するまで二人で話し合い幸せな性愛人生を世の夫婦やカップルに送ってもらいたい!と思って書きました。
恋愛、夫婦間においてコミュニケーションは最も大事なことです。
よかったらこちらの記事もご参考までに。
長い時間を共に過ごしていたらぶつかる問題だと思うので、負けずに強く生きていきましょう!!!